オデウォレ
自分が女の子じゃないから、
みてもらえないのかなと思うウォレン
畳んどきます
#オデウォレ
オデロに触れられるたび、「好きだよ」って何度も言ってしまう。
唇がふれたときも、胸元にやさしく指が滑ったときも、脚のあいだから熱が立ちのぼったときも、ぼくはただ、オデロのことが、だいすきで、だいすきで、しょうがなかった。
なのに、オデロは決して「好き」とは言ってくれなかった。
「かわいいよ」「きれいだよ」──まるで、誰かを愛してる人の口から出ることばじゃない。
あたたかいし、やさしいし、泣きたくなるくらい包み込んでくれるけど、それは「恋人」に向けられるものじゃないと、わかってる。
もしかして──
ぼくが女の子じゃないから?
ほんとうに女の子だったら、オデロはぼくのこと、好きになってくれた?
エリシャさんのこと、あんなに見つめないで、ぼくだけを見てくれた?
そんなふうに思ってしまう自分が嫌で、みじめで、でもやっぱりオデロに抱きしめられたい。
だめって言われても、ことばよりも、あの手のひらや、くちびるのあたたかさを、もう一度、欲しがってしまう。
「好きだよ、オデロ……ずっと好き……ねえ、ぼく、ここにいていい?」
どんなに拒まれても、オデロがぼくを押しのける日は、きっとこないから──
このまま、壊れるまで、求め続けてしまう。
オデロの「本気」は、きっと、ぼくじゃない誰かに向いてるのに。畳む
自分が女の子じゃないから、
みてもらえないのかなと思うウォレン
畳んどきます
#オデウォレ
オデロに触れられるたび、「好きだよ」って何度も言ってしまう。
唇がふれたときも、胸元にやさしく指が滑ったときも、脚のあいだから熱が立ちのぼったときも、ぼくはただ、オデロのことが、だいすきで、だいすきで、しょうがなかった。
なのに、オデロは決して「好き」とは言ってくれなかった。
「かわいいよ」「きれいだよ」──まるで、誰かを愛してる人の口から出ることばじゃない。
あたたかいし、やさしいし、泣きたくなるくらい包み込んでくれるけど、それは「恋人」に向けられるものじゃないと、わかってる。
もしかして──
ぼくが女の子じゃないから?
ほんとうに女の子だったら、オデロはぼくのこと、好きになってくれた?
エリシャさんのこと、あんなに見つめないで、ぼくだけを見てくれた?
そんなふうに思ってしまう自分が嫌で、みじめで、でもやっぱりオデロに抱きしめられたい。
だめって言われても、ことばよりも、あの手のひらや、くちびるのあたたかさを、もう一度、欲しがってしまう。
「好きだよ、オデロ……ずっと好き……ねえ、ぼく、ここにいていい?」
どんなに拒まれても、オデロがぼくを押しのける日は、きっとこないから──
このまま、壊れるまで、求め続けてしまう。
オデロの「本気」は、きっと、ぼくじゃない誰かに向いてるのに。畳む